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バイオマス燃料販売

カーボンニュートラルなバイオマス燃料を提供する取組みを通じて、石炭火力発電設備から排出されるCO2低減に貢献してまいります。

脱石炭火力に対する世界の趨勢とバイオマス燃料に対する需要の動向

石炭火力装備設置容量は2,015GWで世界の4割を占める主要電源ですが、2015年末COP21(パリ)を契機に、欧州を起点とした石炭火力離れの動きが急加速、特に英国が15箇所の石炭火力発電所を2025年までに全面閉鎖すると発表し、更に中国とインドが100以上もの建設計画を凍結し、これにより世界の石炭火力の新設案件は6割以上減少しました。

この様な世界の趨勢の下、日本は2030年度エネルギーミックスの中で、石炭火力の比率を26%と設定しましたが、石炭火力発電所を将来「座礁資産化」させないための現実的な選択肢としては、石炭を代替(燃料転換)することによって、先ずは石炭使用量の低減を図ることが有効です。

当社が新聞などによって、石油代替のバイオマス燃料の開発を進めていることを発表したところ、国内外の大手電力会社や専門商社などから多くの問い合わせが殺到し、そのニーズの高さを身を以て体験しています。

カーボンニュートラルなバイオマス燃料を提供する取組みを通じて、今後とも火力発電設備から排出されるCO2低減に貢献してまいります。

 

1.生PKS (Palm Kernel Shell/ パーム椰子殻)

バイオマス発電の燃料となるPKSを、インドネシア、マレーシア国各地のパーム油工場(Palm Oil Mill)から集荷して、当社発案による高性能の「風力比重選別機」により金属、ガラス、陶器、小石などの異物を殆ど完全に除去した後、各積出港直近の自社ストックヤードに集積し、日本、中国、欧州各国の発電事業者や専門商社などに向けて、通常はバルク船で輸出しています。

生PKS分析データ

・産地:インドネシア、マレーシア
・低位発熱量:3,990kcal/kg
・含水率:13.3%
・灰分:1.8%
・揮発分:74.8%
・固定炭素:22.6%
・真密度:1,417g/cm3

~生PKS調達可能量~

調達先 月間調達可能トン数
*インドネシア国カリマンタン島 30,000トン
*インドネシア国バンカ島 20,000トン
*インドネシア国スマトラ島 20,000トン
*マレーシア国パハン州 10,000トン
合 計: 80,000トン
 

2.半炭化PKS (Torrefied PKS)

a) 半炭化製品とは:


バイオマス原料を200℃から300℃の中低温度領域の無酸 素濃度雰囲気において熱分解(焙煎)して得られる固体燃料です。

b) 半炭化PKS分析データ

加工温度(℃): 200 250 300
低位発熱量(kcal/kg): 4,610 4,900 5,710
含水率(%): 0.9 0.9 0.3
固定炭素(wt%): 22.5 27.4 43.5
揮発分(wt%): 74.6 68.9 52.3
灰分(wt%): 2.0 2.8 3.9
HGI: 14.5 17.0 21.3
重量収率(wt%): 86.2 75.1 52.9

c) 半炭化製品のメリット


1.粉砕性の向上

半炭化により粉砕性が向上し、HGI(ハードグローブ指数)が上がるので、微紛炭などとの混焼率が大幅にアップします。(通常3%程度のものが30%以上)

2.高エネルギー密度

20MJ/kgや15GJ/mと言う木質チップの3倍、木質ペレットの1.5倍のエネルギー効率により、輸送や貯蔵の効率が大幅に 向上します。

3.撥水性、非発酵性

耐水性が向上するために、野天での貯蔵も可能となり、新たな貯蔵設備への投資は原則不要となります。また、自然発火性も大幅に下がり、安全性の向上にも大きく寄与しています。

4.石炭同等のハンドリング特性

一般的な木質バイオマスを石炭と混焼するには専用のハンドリング設備が不可欠だったが、半炭化製品は石炭同等のハンドリング特性を有しているため、混焼が容易で専用のハンドリング設備は不要です。その優れたハンドリング性のため、石炭の代替燃料としての可能性が大きく向上しています。

5.原料の多様化

当社は、ハンドリング性に優れたPKSの加工からスタートしますが、将来的に想定される原料としては、FEB、OPT、木質ペレット、ココナッツシェル、フィリピン産の早生樹、鶏糞、ゴムの木、マングローブなど、数限りありません。この中には、FEBやOPTのように塩素、カリ、ナトリウムなどの有害物質を含むため、燃料として適さないものもありますが、当社が開発した特殊技術により国際基準値以下に低減が可能なので、これまで廃棄物として捨てられてきたこれらの原料も安いコストで利用が可能となっています。

3.炭化ココナッツシェル

PKS以外の原料として期待されているのがココナッツシェルです。ココナッツはそのジュースや果肉が食された後はそれ以外の用途も全くなく、廃棄物として破棄されるだけの厄介物ですが、当社の高性能炭化機により高温加工(300℃~550℃)されると、現在世界的に需要が拡大している活性炭に最適な一次原料として、通常の炭化加工製品とは大幅にかけ離れた付加価値をもって受け入れられています。

炭化ココナッツシェル分析データ

加工温度(℃) 350 450 550
低位発熱量(kcal/kg) 7,200 7,860 7,770
固有水分(%): 0.8 0.8 0.7
灰分(%) 2.8 2.1 3.2
揮発分(wt%): 18.5 8.8 8.9
固定炭素(%) 77.9 88.3 87.2

~ココナッツシェル調達可能数量~

調達先 月間調達可能トン数
*インドネシア国中部スラウエシ島 5,000トン
*インドネシア国東部ジャワ島 5,000トン
*インドネシア国スマトラ島 5,000トン
*インドネシア国中部ジャワ島 5,000トン
*インドネシア国スマトラ島 10,000トン
*マレーシア国ペラ州 3,000トン
*マレーシア国サバ州 1,000トン
*マレーシア国クランタン州 500トン
*フィリピン国 2,000トン
合 計: 36,500トン

4.炭化鶏糞

鶏に籾殻を撒いた上にフンをさせると、鶏糞・籾殻混合物ができますが、これを炭化機で350℃加熱して炭化すると、炭化鶏糞肥料として「高品質な有機肥料」になります。その中には、炭、籾殻のケイ素、フンに入っている窒素、リン酸、カリの五種類の入った「高品質の有機肥料」として、世界中の農業や、果物生産やパーム農園が欲しがっている最高の肥料になります。現在、インドネシアの鶏は18憶羽以上とされ、大人鶏は毎日100grの鶏糞を出しているので、安定して充分な原材料を生み出しています。

事業計画としては、インドネシア国内の鶏糞が最も収集しやすい地域に炭化鶏糞工場を建設し、各工場から生産した炭化鶏糞肥料を袋詰めし、近くの港から日本や中国へ輸出するものです。初年度は原材料3,000トン/月を製品1,000トン/月に製造し、2年目以降は徐々に増産する計画です。日本国内では既に、JA関係機関などから強い興味が寄せられています。

~鶏糞調達可能数量~

調達先 下記5ケ所からの月間調達可能数

*インドネシア国

Pemalang
Pekalongan
Batang
Kendal
Tegal
2,250トン
合 計: 2,250 トン~最大45,000トン

※上記5ケ所の調達先は、最大100ケ所までに拡大可能

·ウェブサイトに記載の分析データ値は、代表例でありすべての製品にあてはまるものではありません。
·単独試験における各条件の下で得られた値であり、分析データを保証するものではありません。
·記載の分析データについては、製品改良のため、予告なしに変更することがありますのでご了承ください。